鴎外が小倉に到着して最初に投宿したのが逹見旅館です。その後玉水旅館となり近年までは残っていたようですが、4年ほど前に和服のお店がそこを借り受け営業をしています。
写真がそのお店です。建物自体は玉水旅館のときのまま使用しているそうです。たまたま外で一服されていたお店の方にお聞きすると、この建物の持ち主の方は写真左奥に今もお住まいとのことです。お話をお聞きしたいような気もいたしましたが、いきなりわけのわからぬ人間が押しかけるのも失礼と考え、思いとどまりました。
それにしても、やっと逹見旅館の場所がはっきりしました。この右手に行くと、小倉から長崎へ向かう長崎街道起点があり、そこに鴎外が登庁時に渡っていたであろう常盤橋がかかっています。
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